2024年5月8日水曜日

(5)THEN PLAY ON (1969/9/19)

 (5)Then  Play On(Reprise:RSLP9000)1969/9/19










A)①Coming Your Way②Closing My Eyes③Fighting For Madge

  ④When You Say⑤Show Biz Blues⑥Underway⑦One Sunny Day

B)①Although The Sun Is Shining②Rattlesnake Shake

 ③Without You④Searching For Madge⑤My Dream⑥Like Crying

 ⑦Before The Beginning

オリジルLPとして3枚目になる「Then Play On」は英Reprise移籍第1弾となるもの。米盤は「English Rose」に収録のA⑦B③をカットした12曲が初回盤、

”Oh Well”Pt1&2を加えA④⑦B③⑤をカットした12曲がセカンド・プレスとなっています。

3人のギタリストの時期ですが、スペンサーはクレジットでは”Oh Well Pt2”でのpianoだけになっています。Madgeという女性を歌ったインストの2曲がA③はミック社長が、B④はマクヴィーが曲を作るという珍しいパターン。アコギのソフトな魅力が印象的なA④B①といったカーワンの存在感が増していますが、彼が書いたベスト曲はメロウなB⑤でしょう。

英4位/米109位  prodはバンド自身。エンジニアとしてマーティン・バーチの名が初めてクレジット。クリスティン・パーフェクトはノークレジットですがpianoで参加。 

メロウな”My Dream”

ラフなインスト”Fighting For Madge”

https://en.wikipedia.org/wiki/Then_Play_On

ジャケットはマックスウェル・アームフィールドの20'sの作品からで、タイトルはシェイクスピアの”十二夜”の一節から取られています。

アルバムには当初出番が少なかったスペンサーのための「The Milton Schltz Show」という5曲入りEPが付属のはずでしたが延期。最終的に「Vaudville Years」というコンピで完全版EPが収録されたという事です。ドゥーワップやロカビリー、ノヴェルティ的なジョークソングを架空のTVホスト、ミルトン・ショルツの語りに乗せて展開するクレージーな20分です。




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