2024年5月9日木曜日

6■Rattlesnake Shake ('69/9)

 6)Rattlesnake Shake(’69/9)

「Then Play On」は英米同時にリリースされましたが米ではこっちの方が売れるだろうというマネージャーのクリフォード・デイヴィスの案で”Rattlesnake Shake”がシングル・カット。

ブルーズ・ロックの範疇を越えハードロックの領域に踏み込もうとするサウンドで結果的にチャートしませんでしたが、エアロスミスなど後続の米ハードロックに与えた影響は少なくなかった模様(エアロはデビュー前の73年頃にライヴでカヴァー、そのエアロのカヴァーに影響されたモトリー・クルーもカヴァー)。”ガラガラヘビ”を模したマラカスの音は実は本物のサンプリングなのだとか。ずばりマスターベーションの事を歌ってるとミック社長は語ってます。ミック社長お気に入りのマック曲でソロ「The Visitor」でも再演。そこでは復帰したばかりのグリーンも加わって弾いてました。


20年のグリーン・トリビュートでvoを取ったのはそのエアロのスティーヴン・タイラー。90'sにリンジー・バッキンガムの後任としてマックに加わったリック・ヴィトーが意外にブルージーなスタイルにフィットしてることがこういう企画ものでよくわかります。


ミック社長のソロでの再演。


B面はLPのトップを飾った”Coming Your Way”で、歌詞の「I hope you don't mind 'Cause I'm going your way」の部分が「舞妓さん」に聞こえるから、日本でのシングルに「マイコさん」という邦題、おまけにジャケットには「日本のファンのために歌う」という大ウソが(^^) しかしおおらかな時代(ビクターからRepriseが出てた時代)でした。画像はもちろん拾いものです。





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