7)Oh Well ('69/9)
本国では「Then Play On」からのカットではなく、”Oh Well”をPt1とPt2に分け英6thシングルとしてリリース。
Pt1は、アコースティックに始まるテンポの速いエレクトリック・ブルーズ・ロックで、全英#2まで上がるヒットとなりました。グリーンとカーワンの2本のgが交差し、voと演奏のコール&レスポンスが強調されています。ゼッペリンの”Black Dog”に影響を与えたとジミー・ペイジはインタヴューで語っていました。
B面のPt2は一転して哀愁のメロディを持ったマイナーコードのメランコリックな(グリーンの元カノのサンドラ・エルスドンのrecorderといい)インストで前半と後半で全く表情が違います。77年頃まではステージのレパートリーに入っていましたが大体はPart1のみ。動画はグリーン時代のBBCです。英2位米55位のヒットになりました。米では不発だった”Rattlesnake”に代わって2か月後の11月にシングルがリリースされ、”Oh Well”2曲を加えたLPのセカンド・エディションが出ています。
個人的に初めて聞いたこの曲は77年12月の初来日の「ヤング・ミュージック・ショー」でバッキンガム・ニックス時代以外の唯一のレパートリーでした。コンパクトにまとまったカッコいいナンバーだと思ったのでした。
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