「Bare Trees」('72)を最後にアルコール問題でカーワンを解雇したバンドは、アシュカンやアシュマン・レイノルズにいたボブ・ウエストン(g,vo)とまたテコ入れの意味で、他のメンバーの反対もあったらしいですが、元アイドルレース~サヴォイ・ブラウンのデイヴ・ウォーカー(vo,harp)の参加を決め(もちろん決定権は社長のミックにあります)、6人組として再スタートします。
73年3月に出た「Penguin」からの”Road Runner”は、ジュニア・ウォーカーのカヴァーでブルーズにもちょっと未練を残しながら、当時のマックとはやはり水と油でした。その後マックを辞めたダニー・カーワンやサヴォイ・ブラウンの残党とのハングリー・ファイターズ、渡米してジョン・シポリナ(QMS)らとのレイヴン、帰英してのまさかのブラック・サバス(オジーとディオの間の短期間)など様々なバンドに加わってますが、音源は残しておりません。
グリーンからバッキンガム・ニックスにいたるボブ・ウエルチ時代は長い目で見れば過度期といわれますが、この「Penguin」は過度期の中の過度期の1枚でしょう。
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