*JEREMY SPENCER / Jeremy Spencer
(Reprise:K44105) '70/1/23
初期にはエルモア・スタイルのスライドをかまし、存在感が十分だったジェレミー・スペンサーは、”Albatross”の頃からライヴはともかくスタジオ盤では影が薄く、前作「The Play On」ではほとんど爪痕を残していない。ロックンロールのパロディー的な部分をステージでは見せていましたが。バンド活動への情熱を失っていたわけではなく、この時期自身のソロをレコーディングしていたからで、バックにはマックのメンバーが参加(グリーンは1曲でbanjoを弾く程度)。ブルーズ的なものではなく、やはりオールディーズに根ざしたロックンロールへの御マージュ中心(シャナナとかウィザードとか目指してる方向が近い)です。
ボ・ディドリー・ビートの”He Comes Charlie”。
時期は前後しますが、70年5月にツアー終了と同時にグリーンは脱退。バンドはスペンサーをフロントに立て直しを図り新たなスタートを切るのです。
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